仕事と家庭を両立しながら、キャリアチェンジ・理想の働き方を手に入れた!
- #転職の軸が定まらない
ワークライフバランス充実のため転職活動を開始したITさん。当然ながら、転職活動も仕事と家庭の合間に行うことに。大変な状況の中、PaceBoxのキャリアアドバイザーに背中を押され、転職の軸を整理・言語化することで転職活動を諦めずに進めることができたそうです。
My STORY
- 社会人歴:
- 8年
- 転職回数:
- はじめての転職
- 前
- 食品業界の法人営業
- 現
- IT・通信系のカスタマーサクセス
理想のワークライフバランスを目指して転職
前職は何をしていましたか?
前職は、大手の食品業界の法人営業として勤めており、居酒屋・スーパーなど食品にまつわるお客様に企画や提案をする、フィールドセールスを行っておりました。
トレンドや他社の成功事例を踏まえながら提案を行い、多い時は1日に4〜5件のクライアント先を車で移動しながら回っていました。
転職のきっかけはなんですか?
転職のきっかけや軸として大きかったのは、ワークライフバランスを整えることです。
子どもがいるのでリモートワークがある企業で柔軟に働きたいと思っていました。
前職では、クライアントが年中無休で稼働していることがあり、自分が休みでも連絡が来るかもしれないと思うと、心理的にも時間的にもなかなか休めませんでした。
また、30歳という節目を迎えて、他のことにもチャレンジしたいと思っていました。今はないと言われていますが、30歳の転職の壁も意識しており、このまま一生この仕事しか経験しないのかな?という漠然とした不安があったんです。前職でジョブチェンジをするなら本社への転勤しかなく、子どもがいるので転勤は避けたかったんです。
2人目を産んで社会復帰したことをきっかけに、新しい業界・分野で柔軟な働き方をしたいと思うようになりました。
仕事や家庭との両立で、時間が充分に確保できず
転職活動では、どんなことから始めましたか?
周りで転職している人がエージェントを利用していたので、自分で探すよりプロの方に探してもらったほうが良いなと最初から考えていました。
いっぱい登録すると訳が分からなくなりそうだったので、とりあえず2社のエージェントに登録してみて、そのうえでまた判断しようと思いました。
2022年8月に登録したのですが、当時はこの業界で働きたいという明確な目標がなく、早く転職したいという気持ちが強かったんです。そこで、「これまでの自分の経験から、どの業界が合うと思いますか?」とエージェントに相談しました。「これからのキャリアパスを考えるなら、成長産業が良いのでは?」と言われ、人材・IT・Web広告に業界を絞って転職活動をしていました。
仕事や家庭を両立させながらの転職活動は、かなり大変ですよね。
はい、なかなか思うようにいかなかったんです。
仕事や子育てをしながら転職活動をしていて、たくさんの求人を精査するのは不可能に近かったので、エージェントとの相談をもとに、人材系の企業と、WEB広告の企業の合計4社の求人に応募しました。
自分の伝え方が悪かったのもあると思いますが、「未経験業界に飛び込む熱意が感じられなかった」とフィードバックを受け一次面接後の見送りが続きました。
転職への想いはあったものの、それを言語化するのに苦戦しました。根拠の部分を語ることができていなかったので、事前にもう少し深掘りできていればよかったなと今になって思います。
また、ネガティブなフィードバックをいただいたことで、「未経験業界へのチャレンジは難しいのではないか」とも思い始めていました。
PaceBoxとの面談で自分の強みを自覚できた
PaceBoxに登録しようと思ったのはなぜですか?
PaceBoxの親会社であるi-plugが新卒向けのオファー型就活サイトを運営していて、そこからオファーがくる転職サイトPaceBoxの存在を知りました。
エージェントに登録したものの求人を精査する時間がなかった経験から、直接企業からオファーが届くという点に惹かれて登録しました。
PaceBoxを使ってみての感想を教えてください。
やはり、企業と直接やり取りできるのが良かったです。カジュアル面談を受けられる企業が多いのも良かった点です。企業のことをよく知らないまま、ネット上の情報だけをもとに志望動機を作り込むのは難しいと感じているので、すごく助かりました。
また、PaceBoxのキャリアアドバイザーは、全てにおいて手厚く、自分の仕事終わりの時間に合わせて相談の時間を設けてくれたり、面接対策などもしっかりと行ってくれました。
キャリアアドバイザーとの面談で、印象に残っていることはありますか?
印象に残っているのは、自分が何に重きをおいて転職活動を行っているかを一番理解してくれて、道標を建ててくれたことです。
例えば、IT業界に対して「エンジニア=難しい」という先入観があったので、面談でIT業界について詳しく教えてくれたのがありがたかったです。
また、面談時にもらったフィードバックやPRコメント(※)などで自分のことを肯定してくれて、自分の強みを自覚できました。PaceBoxのキャリアアドバイザーは、経験やスキルがベースのアドバイスに限らず、自分の特性についても触れてくれました。
※PRコメント:PaceBoxでは、キャリアアドバイザーが企業に向けて、面談をした求職者の経歴や人となりを記載する欄があります。
活動中に意識や取り組み方は変わりましたか?
はい、大きく変わりました。
きっかけは、PaceBoxのキャリアアドバイザーとの面談をした際、自分の軸にしたい部分をしっかり把握したうえでアドバイスが貰えたことです。
ワークライフバランスを重視したい・リモートできる環境で働きたいという自分の気持ちをくみ取りながら、志望している業界の現状や、自分に合っている業種・職種などを教えてくれました。
具体的には、「業界で絞るのではなく、ポジションと仕事内容で求人を見てはどうか」という提案をしていただき、採用・法人営業という項目にチェックを入れて求人を吟味するようになりました。
前職とは違った環境でチャレンジできる日々
現職に決めた理由はなんですか?
スタートアップに興味があったので、まずは話を聞いてみようというスタンスで気楽にオファーを承諾しました。
実際に受けてみて、IT×ダイレクトリクルーティングという仕事の内容に興味が湧き、人材業界の知識も増やしていける点に魅力を感じました。また、面談中、Wi-Fiが二度も切れてしまいご迷惑をおかけしたにも関わらず、嫌な顔一つせず柔軟に対応していただきました。
取締役の方の話し方や接し方がとても柔らかくて好印象だったので、この方の下で働きたいと思ったのも理由の1つです。
ベンチャーは正直不安でしたが、前職のような人数が多い大手の企業とは違う環境でチャレンジしたいという気持ちが勝り、入社を決めました。
実際に入社されてみてどうでしたか?
実際に入社してみて、前職とは環境が全く違いますが、毎日楽しく働いています。
今までは「言ってもできないだろう」と思っていたことも、意見が反映されやすいです。例えば、ベンチャーなので夏季休業の概念が無かったのですが、取り入れたいと発言したらすぐに検討してくれました。
チームの一員として、一緒に組織を作っていく感覚があり、仕事にやりがいを感じています。
また、週3でリモートワークが始まったことで、家庭との両立もでき、目指していた目標も叶えることができました。
転職活動を振り返ってみて思うことはありますか?
2022年8月から転職活動を始めましたが、当時は12月までやってみてダメだったら転職活動を一旦辞めようと考えていました。
活動自体もあまり上手くいかず、悩んでいた時にPaceBoxに登録したので、良いオファーがあればいいなという温度感で意欲も低かったです。
そんな時に、PaceBoxのキャリアアドバイザーに背中を押してもらい、「これなら忙しい今の自分の状況でも動けるかも」と思えたので、最後まで転職活動をやり抜くことができました。
仕事が忙しい中、家庭と両立させながら転職活動を続けるのは大変ですが、勢いやタイミング、ご縁を大事にしながら取り組んだのが良かったと思います。