思いやりがある性格は、どんな仕事をするうえでも役に立つ長所です。とはいえ、自己PRでの伝え方が分からない方もいるでしょう。応募先の企業にきちんと伝えられなければ、採用担当者に好印象を与え、採用につなげることはできません。本記事では思いやりがあることを自己PRで伝える注意点やアピールのコツ、例文などを解説します。


目次
そもそも「思いやり」とは
人の性格や特徴として「思いやりがある」という表現をします。そもそも「思いやり」とは、簡単にいうと「相手のことを考えた行動のすべて」を指します。自分のためではなく、ほかの人の気持ちになって行動ができる状態のことであり、「親切」にも近い表現です。
例えば職場で重そうな荷物を1人で運んでいる人がいたので手伝った、近所で道に迷っている人がいたので自ら声をかけて道順案内をしたといった行動は思いやりがあると表現できます。
一方、見返りを求めておこなう行動は、思いやりがある行動とはいえません。何かをしてあげた相手から何も返ってこなかったときに、納得できない気持ちになった場合は、見返りへの期待や損得勘定がはたらいていた可能性があります。そのような行動が必ずしも悪いわけではありませんが、思いやりがある行動とは異なります。
思いやりがあるという特徴は、仕事をおこなううえでも重宝されます。そもそも思いやりがある人は、思いやりのある行動を自然にできているため、転職活動でわざわざアピールすることではないと思うかもしれません。しかし、ビジネスは前提として「誰かのためになりたい」という思いのうえに成り立っています。思いやりがある人は顧客や消費者の気持ちを考えて業務に取り組めるため、顧客満足度や売り上げの向上に寄与します。また同僚達と良好な人間関係を築き、協力して業務に取り組む際にも思いやりは不可欠です。
このように思いやりは、どんな仕事をするうえでも必要かつ重要な要素であるため、自己PR欄でも思いやりがあることをしっかりと伝えるべきです。


自己PRで思いやりがあることを伝えるメリット
自己PRで思いやりがあることを伝えると、応募先企業にどういった印象を与えられるのでしょうか。思いやりがあるという特徴が転職活動の際にどのように評価されるのかを知り、効果的に特徴を伝えることができれば、好印象を与えられます。
他人を理解できる印象を持ってもらえる
思いやりがあることをアピールすると、相手の気持ちになって行動できる人だとの印象を与えられます。
相手の気持ちになって行動するためには、「その人が何を求めているのか」や「何を嫌がっているのか」を考える必要があります。そのため思いやりがある人は、自分のなかにある基準だけでなく、他者の基準も把握している人が多い傾向があります。
つまり、他人を理解し、客観的な視点からも物ごとを考えられるということです。これは、例えば利用者やカスタマーズのニーズを読み取る際にも役立つスキルです。
視野が広く気配りできる印象を持ってもらえる
思いやりがある人は、広い視野を持っており、細かいところまで配慮ができる人物だと思われます。そもそもほかの人の立場になって考えられる人は、自分だけの狭い視野ではなく、全体を広く捉えた物の見方ができる人です。そのため、仕事中には常にアンテナを張っている状態で、さまざまな部分に気を配っている人が多い傾向にあります。
仕事は1人で成し遂げられるものではなく、基本的にはチームでおこないます。全体を見渡せる視野があり、気配りできる人がいるとチームの業務が円滑にまわるため、非常に重要な能力です。
コミュニケーション能力が高い印象を持ってもらえる
思いやりがある人は、コミュニケーション能力が高く、組織のなかでの人付き合いにも問題がないと思ってもらえます。
仕事をおこなううえでは、さまざまな人がいる組織の中で、周囲との調和を保ちながら業務を進めることが不可欠です。職場での人間関係を構築する際には、ときには自分を主張することも必要ですが、同時に相手の気持ちを考慮することが欠かせません。相手を思いやり、気を配って行動することで、相手もそれに応えてくれる機会が増えるため、お互いの結束感も生まれます。
企業によっては、チームワークを重要視しているところがあります。特にそういった企業に応募する際にはコミュニケーション能力の高さが大きく評価されます。


自己PRで思いやりを効果的にアピールするコツ
転職活動の際に思いやりがあることを伝えても、押さえるべき点を見落としてしまうと、十分にアピールできない可能性があります。伝え方次第では、より魅力的な人材だと思ってもらえるので、効果的にアピールするコツを事前に把握しておきましょう。ポイントは以下の4つです。
思いやりの言い換え表現を使う
特に若手人材など、社会人経験が短いために業務経験やスキルが不足している場合は、思いやりがあるという長所をアピールポイントにする人は少なくありません。そのため、ただ思いやりがあると伝えても、ほかの応募者と同じような印象を与えてしまう可能性があります。
しかし言い換え表現を使用することで、より効果的なアピールが可能です。別の言葉で説明することで、ありきたりな表現にならず、採用担当者の心に残りやすくなるため、ほかの応募者との差別化を図れます。また、ひとつの表現にこだわらず、幅広い言い方で伝えることで、文章に味が出るので魅力的だと感じてもらえる可能性があります。
「思いやりがある」の言い換え表現には、例えば以下のようなものがあります。
・心配り、心遣いができる
・気配り、気遣いができる
・配慮が得意
・共感力がある
・ホスピタリティの精神がある
・相手の気持ちになって物ごとを考えられる
・相手の立場になって行動できる
・広い視野を持っている
・集団のなかで全体の状況を把握する力がある など
ご自身のエピソードにあわせて表現を選んだり、応募する企業の傾向にあわせて言葉を変えたりすることで、より魅力的にアピールできます。
自分なりの思いやりの定義を決めておく
自分のなかで「思いやり」を具体的に定義してからアピールすることで、より分かりやすく相手に伝わります。
思いやりがあるといっても、人によってそれぞれの定義があります。例えば、「自分よりも相手のことを率先して考えること」を指す人がいれば、「細かい変化に迅速に気づけること」を指す人もいます。ご自身が「思いやりがある行動だ」と思っておこなっていることが、受け取る側の思っている定義と違った場合には、説得力にかけると判断されかねません。
そのため事前に、思いやりがあるという特徴の定義を考えておきましょう。相手にも納得してもらえるような内容であれば、強みとして十分にアピールできます。
思いやりをその企業でどう活かすかまで伝える
ご自身に思いやりがあることを伝えるだけでなく、今後その企業に入社した場合に、その特徴をどのように活かしていくのかもあわせて伝えましょう。
企業は、入社後に活躍する見込みのある人材を探しています。そのため思いやりがあることを伝えただけでは、仕事をする際にどのようにプラスに働くのかを採用担当者が想像できません。思いやりがあることを活かして企業に貢献できることを具体的に述べれば、採用担当者も応募者の活躍する姿をイメージしやすく、採用につながる可能性があります。
応募先が欲しがる人材にマッチしたアピールをする
応募する企業が求める人物像に合わせた表現をしましょう。どんなに優れた経歴やスキルがある人材でも、企業は自社が求める人物像とマッチしなければ採用しません。企業の採用情報などから求める人物像を把握したうえで、企業のニーズにマッチするアプローチを心がけましょう。
企業によって、求めている人材の特徴は異なります。例えば、チームワークを重要視しており、協調性のある人材を求めている場合や、新しい商品・サービスを生み出すために発想力が豊かな人材を求めている場合もあります。
思いやりがあるという強みも、応募先が求める人物像にマッチした表現に言い換えると好印象を与えられます。例えばもし応募先が「自ら率先して動ける人材」を求めているとしたら、「思いやりがある」を「相手のニーズを読み、適切な行動を取れる」といった表現に変換することで、効果的にアピールできます。


自己PRで思いやりがあることを伝えるときの注意点
自己PRで思いやりがあることをアピールするときに、誤った方法で伝えてしまうと逆効果になり、よくない印象を与える恐れもあります。あらかじめ伝え方の注意点を押さえておきましょう。
思いやりとおせっかいの違いを理解する
思いやりがある行動は、おせっかいと捉えられる行動と近い部分があるので注意しましょう。自分では思いやりだと思っておこなったことも、おせっかいだと判断されると、相手にはマイナスの印象を与えてしまいます。自己PRの際にも採用担当者に「それはおせっかいでは?」と思われてしまうと逆効果です。
思いやりとは、相手の気持ちになって考え行動した結果、相手が本当に喜ぶことを指します。一方で、おせっかいとは「こうしたら相手が喜ぶに違いない」と一方的に決めつけて行動した結果、相手にとってはうれしくないことであった場合をいいます。おせっかいは相手の気持ちや立場について想像をめぐらせているわけではなく、あくまで自己満足や独りよがりの行為です。相手には嫌がられることなので、自己PRにて強みとしてアピールしても、かえってよくない評価を受けかねません。
そのため、思いやりのある行動とおせっかいの違いをよく考えておきましょう。おせっかいかもしれないと思ったエピソードを使うのは避けるべきです。
思いやりがある人の短所を認識する
思いやりがある人は、相手の立場で物ごとを考えられる側面がある一方で、「ほかの人に流されやすい」「性格が気弱」と思われてしまう可能性があります。
そのようなマイナスの印象を持たれないように、エピソードの伝え方に気をつけましょう。単にその場の雰囲気に流され、人にあわせているだけではなく、しっかりと状況を判断したうえで取った行動であることが分かるような工夫が必要です。
また面接のときには、ご自身の短所について聞かれる場合があります。思いやりがある人が指摘されがちな短所をどのように克服するのか、どのように対処するのかなども、念のため考えておくと安心して挑むことができます。
行って当然の内容はアピールしないようにする
思いやりがある性格をアピールするために取り上げたエピソードの内容が、一般的に見て「当たり前なこと」ではないかという点も、注意しておきたいポイントです。
例えば、思いやりのある性格をアピールするために、「自分の前を歩く人が物を落としたため、声をかけた」というエピソードを話したとしても、人によっては当たり前の行動ではないかと思われる可能性があります。採用担当者によっては、「ほかにアピールできる強みがないのだろうか?」と思う人もいるかもしれません。一般的に当たり前のことだと思われる内容のエピソードは避けるのが好ましいです。
自己満足なPRにならないようにする
ご自身の強みを存分に伝えたいと思うあまり、PRが自己満足になってしまわないように注意しましょう。
自己PRでは、できるだけ多くのアピールをすればよいというわけではありません。あれもこれもアピールすることでかえって応募者の魅力が伝わりづらくなります。また、企業側のニーズを考慮せずただ自分の優れた点をアピールしても、企業からしてみると単なる自己満足のアピールでしかありません。
自己PRで大切なのは、自分がアピールしたいことを伝えるのではなく、応募先企業が知りたい内容を伝えることです。応募先企業が知りたいのは、応募者を採用するメリットや自社へ貢献できる可能性です。思いやりを自己PRとして伝える際には、企業目線に立った内容や伝え方を意識しましょう。


思いやりを長所として伝える自己PRの流れ
自己PR欄に思いやりを強みとして書くときは、効果的に伝える方法や流れをあらかじめ知っておけば失敗なく書くことができます。ポイントは以下の三つです。
1. 結論から伝える
まずは結論を先に述べましょう。思いやりがあるという強みがあることを最初に伝えます。結論を述べる際には冗長にならないよう、簡潔に述べます。
最も重要な結論を話の途中に述べても、分かりづらくなってしまい、読み手の印象に残りづらくなります。また、長々とエピソードを述べた最後に結論を述べても、採用担当者は応募者が何を言いたいのか理解するまでに時間がかかり、せっかくのエピソードも頭に入ってきません。最初に結論を述べておけば、その後に続く内容も理解しやすく、採用担当者にとって親切な自己PRになります。
なお、結論ファーストの組み立て方は、自己PR文の作成だけでなく面接や面談などのときにも有効な方法です。結論を先に伝えると、伝えたいことが伝わりやすく、相手に好印象を与えられます。コミュニケーションの高さもアピールでき、「入社後の業務でも他者とのやり取りがスムーズにできそうだ」と思われやすくなります。
2. エピソードを交える
自己PRのなかには、具体的なエピソードを入れましょう。具体的なエピソードを交えながら自己PRを述べると、内容の説得力が増します。また、ただ言葉で述べられるよりも、エピソードがあったほうが状況をイメージしやすく、採用担当者にとって読みやすい・理解しやすい自己PRになります。
相手から受けた客観的な評価や結果を示すことも大切です。具体的なエピソードに加え、数値や顧客の声なども盛り込みましょう。思いやりをもって行動した結果、顧客からの評価やチームの業績が上がったなど具体的な評価や数値を述べられる方は、積極的に伝えましょう。
3. 仕事での活かし方をアピールする
思いやりがあるという強みを、実際に仕事でどう活かすことができるのかも詳しく伝えておきましょう。
企業は自社で活躍してくれる人材を採用したいと考えています。入社後に強みをどのように活かして仕事をしてくれるのかが分かれば、応募者が活躍してくれる姿をイメージしやすいので、採用につながる可能性が高まります。入社後のことも事前に考えて応募していることが伝わるため、志望度が高いと判断される可能性もあります。


思いやりを長所として伝える自己PRの例文3
思いやりを伝えるポイントを押さえたら、以下の文を参考にして、ご自身の自己PRを完成させましょう。
例文1
私の強みはその場の状況を把握して周りの人に気を配れることです。
前職では営業職をしておりました。営業経験を重ねるうちに、営業をおこなううえで重要なことは、相手に対する配慮であると学びました。顧客の気持ちに寄り添って考えることで、顧客が何を求めているのか、何に不満を抱いているのかなどのニーズを知ることができ、先回りした提案につながりました。その結果、顧客から感謝される機会が増え、営業成績も向上しました。
また、顧客に対してだけでなく、一緒に働く社員に対しても気遣いを忘れないように心がけました。メンバーの話を積極的に聞くように心がけ、活発に意見を交換できるような雰囲気づくりに努めたところ、社員間での不満が生まれなくなり、結果的にチームの成績アップにつながったのだと考えています。
前職で心がけていた相手への気遣いを忘れず、より高い目的意識を持ちながら貴社でも貢献していきたいと考えております。
例文1のポイント
この例文では、より分かりやすく伝えるために、思いやりがあることを「周りの人に気配りができる」という表現に変更しています。
そして気配りが仕事への取り組み方や結果にどのように影響したのかという点について具体的なエピソードを交えながら、強みに説得力を持たせました。最後は、強みを応募先の企業で活かし貢献するといった言葉で締めくくっています。
例文2
私の長所は、チーム全体の業務効率を上げるために、細かい部分にも気を配れることです。
現職では営業事務職に従事しており、主に営業職の社員のサポートをおこなっています。基本的には営業の社員の動きにあわせ、書類の準備をおこなっていますが、急にイレギュラーな書類が必要になる場合があります。そういった状況でもすぐに対応できるように、どんなときにどのような書類が必要になるのかを事前に営業の社員に確認しました。
あらかじめ準備できる書類をすべて整えておくと同時に、見やすく取り出しやすいようにラベリングをした結果、ほかの営業事務や営業の社員が迅速に対応できるようになりました。業務効率が上がったうえに、チームの営業受注率も40%上がりました。貴社でもこの強みを活かして事務職として貢献できればと思っております。
例文2のポイント
上記の例文では、実際にあったエピソードにあわせ、強みを「細かい部分にも気を配ること」としました。そしてエピソードを盛り込み、具体的な数字として営業受注率を述べています。また、転職後の業務をおこなう際に直接活かせるような強みを選んでいることも大事なポイントです。
例文3
私は人一倍、思いやりを持って行動することに長けていると考えています。「気配りが上手だね」といわれる機会も多くあります。
前職では飲食店のホールを担当しており、顧客に満足してもらいたい一心で業務に取り組んでいました。しかし気に入った店員に投票してもらう顧客アンケートを実施した際に、私の名前が書かれておらず、どうしたら喜んでもらえるのかを必死に考えるようになりました。先輩や店長などからも話を聞き、接客の方法を工夫するようにしました。
例えば、女性やご高齢のお客様には冷房の温度が低すぎないか声をかける、ブランケットをお渡しするなど、細かい配慮を心がけるようになりました。工夫をおこなった結果、顧客アンケートに名前が書かれるようになり、入社から半年後にはアンケート結果の1位になることができました。
貴社でも相手に喜んでもらえるように顧客のニーズの分析を心がけ、業務に邁進したいと考えております。
例文3のポイント
この例文の場合には、経験をできるだけ具体的に述べています。漠然としたエピソードよりも、具体性がある話のほうが説得力が増します。また最後の文で、どのように業務に取り組むのかを具体的に述べることで、志望意欲の高さをアピールできます。


採用担当者は自己PRで何をチェックしている?
採用担当者は、自己PRで「自社にマッチした人材であるか」を確認しています。例えば、ベンチャー企業の場合には、新しいことに挑戦する姿勢がプラスに評価される可能性が高いですが、保守的な会社ではマイナスに評価される恐れもあります。応募先の企業のニーズに合ったご自身の強みを伝えましょう。
また、その強みを活かして「自社で貢献してくれる人材であるか」という点も、採用担当者は確認しています。ご自身の強みのなかで、実際に応募先の企業で活かせるような能力をアピールしましょう。どのような能力を役立てることができるのかを知るためには、自己分析と経験やスキルの棚卸しをしたうえで、念入りに企業研究をすることが大切です。
応募先企業で求める能力や経験、スキルと、ご自身の強みや経験、スキルを照らしあわせることで、どんな点をアピールするべきかが見えてきます。
企業のなかには、「社内の雰囲気や社風にあう人材であるか」をチェックしているところもあります。企業から求められる能力があったとしても、その強みを実際に発揮できなければ意味がありません。社風にあわず、職場に馴染むことができなければ、十分に能力を活かせない可能性があるので、社内の雰囲気にあっているかどうかも重要視されます。
応募先の企業に関する情報を集める際には、雰囲気や社風も把握しておくようにしましょう。
転職活動の自己PR作成に悩んだらキャリアアドバイザーに相談を
自己PRで思いやりがあることを伝える重要性や伝え方についてなんとなく理解できたけれど、自分1人で魅力的な自己PRを作成する自信がない方には、「キャリアアドバイザー」への相談がおすすめです。
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好印象を感じてもらうために思いやりを適切にアピールしよう
企業によい印象を持ってもらうために、思いやりがあることをアピールする方法は有効です。応募先の企業にマッチした伝え方を意識し、入社後にその強みを活かして貢献できることが分かるようにアピールしましょう。
自分1人では自己PR文の作成や客観的な自己分析が難しい場合は、キャリアアドバイザーに相談しましょう。
