キャリア相談Q&A
質問

カジュアル面談って何をするの?

企業からカジュアル面談を打診されていますが、カジュアル面談がどんなものかイメージできず困っています。

回答

カジュアル面談とは、求職者と企業が「お互いを知る」ための面談方法です。

カジュアル面談とは?

カジュアル面談とは『選考前に企業の採用担当者(または募集部署の社員等)とカジュアルに話をしてお互いの知りたい情報を交換することを目的としたコミュニケーションの場』です。

企業が求職者に対して一方的に質問する面接とは異なり、お互いに質問することで理解を深め合うことが可能です。あくまで選考の場ではないため、格式ばった雰囲気ではなく、企業が求職者に対して選考に進んでもらうためにアピールするケースも少なくありません。

 

カジュアル面談と面接の違い

カジュアル面談と通常の面接の違いは大きく3つあります。

1.選考の合否を判断するものではない

カジュアル面談はあくまでも「面談」であり、選考ではありません。選考に進む前にお互いの知りたい情報を交換することを目的としたコミュニケーションの場のため、合否を判断するものではないからです。

2.服装は自由

カジュアル面談は、文字通りカジュアルな雰囲気で行われるため、服装はスーツではなく、自由とする場合が多いです。服装は重要視されないため、特に意識しなくても大丈夫ですがラフすぎる印象を与える服装や、不潔な印象を与える服装は避けるように注意が必要です。服装だけでなく、寝癖や明るい髪色などは社会人のマナーが疑われてしまいますので、身だしなみにも気をつけましょう。

3.志望動機や応募書類の提出は不要

カジュアル面談は前述の通り、選考ではないため、一般的に履歴書・職務経歴書の受け渡しは行いません。
PaceBoxで企業からオファーからカジュアル面談を打診されている場合は、PaceBoxに登録している職務経歴や希望条件の深掘りが行われる可能性はあるため、自分が何を記載したのかの復習をしておきましょう。

 

カジュアル面談の基本的な流れ

カジュアル面談の所要時間は30分~1時間程度とする企業が多いです。まずは企業の担当者から会社案内や業務に関する説明があり、質疑応答をしながら互いに会話を交わしていく流れが一般的です。

一般的なカジュアル面談の流れ

①お互いの自己紹介
②企業から今日の面談の流れの説明
③会社概要や募集職種の説明
④求職者からの質問タイム
⑤今後の流れの説明

 

企業からの想定質問例

「カジュアル面談がどんなものか理解はできたけど、実際にどんなことを聞かれるんだろう…?」という方に、代表的な質問例をいくつかご紹介します。面談なので、面接ほど万全に準備する必要なありませんが、いざ聞かれたときに、自分の言葉で答えられるよう考えをまとめておきましょう!

・これまでの経験や身に付けたスキルについて
・自分のやりたい仕事や、目指すことについて
・転職活動における企業選びの軸について
・自社に対しての印象(どこを魅力に感じたか等)
・転職についての本気度
・転職活動・他社選考の状況
・現職を退職する理由
・入社希望時期

〈これまでの経験や身に付けたスキルについて〉

これまで携わった業務の経験や、それに付随して実績についても質問されることがあります。企業側へ伝えるときは、志望している募集職種とは関連が無さそうな経験や身に付けたスキルも伝えてみるのがオススメです。伝えた内容から企業側の担当者が、自社の業務と親和性のある部分を見つけ出してくれる場合もあります。

〈自分のやりたい仕事や、目指すことについて〉

求職者のやりたい仕事や、今後のビジョンについてもよく質問されます。自分が思い描くキャリアプランや、仕事において達成したいことを意識すると良いです。

例えば、「現職ではデザイナーとして就業中だが、ゆくゆくはデザイン以外の知見も広めてディレクター的なポジションを目指したい」であったり「現在は営業として現場で活躍しているが、将来的にはマネジメントも経験してみたい」など、具体的に企業側に伝えることで、そもそもそのプランが入社後実現可能なものなのかや、実現するために何をすれば良いのかなどを、担当者とすり合わせることができます。

〈転職活動における企業選びの軸について〉

転職先に求めることについての質問です。「自分の成し遂げたいことを実現できる」「スキルを身に付けて自己成長をする」「人間関係が良好」などや、他にも勤務地や年収などの条件面や福利厚生など、様々な条件が思い浮かぶのではと思います。自分が何を一番優先したいのか、順位もあわせてよく考えておきましょう。

〈自社に対しての印象〉

求職者が自社に対してどんな印象を持っているのか、実情と大きく解離していないのかなどを確認する目的の質問になります。カジュアル面談においては企業側にとって、求職者の「ぶっちゃけどう思っているのか」を確認する格好の機会です。事前に会社のWEBサイトやプレスリリースはもちろん、社員のSNSやインタビュー記事などもチェックし、企業に対する印象をうまくまとめて話せるよう、整理しておきましょう。

〈その他〉

転職についてどれだけ本気なのかや、他社の選考状況、前職での働き方などについて質問される可能性があります。また、他にも居住地や希望職種などについて質問されることもあります。これらの質問は、単に求職者の状況を確認するためのものですので、回答しづらいと感じるかもしれませんが、あまり身構えずに素直に回答しましょう。

当日にリラックスした状態で自分の本音を伝えられるように、自己分析をしておくことも大切です。たとえば、自分が就職する会社で何がしたいのかや、転職先に譲れない条件は何なのか、自分の思い描くキャリアプランなどについて考えをまとめておくと良いです。求職者・企業側双方にとって入社後に「こんなはずじゃなかった…」という悲しい状態にならないようにするためにも、素の自分を知ってもらうつもりで臨みましょう。

 

求職者からの質問例

求職者からの質問をきっかけに会話が生まれ、お互いの理解が深まっていくのはカジュアル面談の面白さでもあります。事前に質問を複数個用意しておいて、面接では聞けないようなことを積極的に聞いていきましょう。面接と違って質問の意図を問われることもあまりなく、気軽に聞けるのもメリットです。

質問をいくつもされると、企業側としたら「自社のことを事前に調べてきてくれる積極性のある人だ!」と好印象を持たれやすくなります。

質問の例を記載するので参考にしてみてください。

〈求職者からの質問の例〉

・求人募集している背景、目的
・自分にオファーを送ってくれた理由
・求人募集している部署のメンバー構成や採用された場合の想定している立ち位置
・勤務場所や勤務時間などの働く環境
・採用された場合の具体的な業務イメージ
・活躍している人の共通点や特徴
・これまで入社してきた人たちの入社理由
・今後の選考ステップや選考で重視しているポイント

 

〈質問する際の注意ポイント〉
企業のWebサイトに載っている情報を改めて聞くのではなく、載っていない詳細な情報を聞くことを意識しましょう。また、カジュアル面談はお互いの情報交換が目的のため、自分からの質問だけで面談が終わってしまわないように注意しましょう。
企業側の担当者も人なので、質問をすると興味を持ってくれているんだと感じてやはり嬉しいですし、質問内容によっては志望度の高さをアピールすることもできます。
当日に話題の中から出てきた質問ももちろん良いのですが、「何か質問はないですか?」と聞かれることも多いので、焦らないように事前に準備しておきましょう。

カジュアル面談は「お互いを知る場」として活用しよう

カジュアル面談は、企業と求職者がフランクに相互理解を深められる貴重な機会です。つまり、あなたが会社から見られているだけではなく、あなたが会社を見ることができる場でもあります。
本選考に入る前に会社や仕事について明確なイメージを持ち、転職後のミスマッチを防ぐためにも、積極的に質問しましょう。入社後のイメージができている状態がカジュアル面談のゴールです。
企業との面談だからといって、気負う必要はありません。カジュアル面談をうまく活用して、転職活動を進めていきましょう!

 

この記事を書いた人

杉浦早紀
PaceBoxキャリアアドバイザー

杉浦 早紀SAKI SUGIURA

趣味は、美味しいご飯やお酒を飲むこと。休日はお店の開拓もしています!これまでは、大手人材会社·食品·金融での勤務経験があります。司会業やデジタルマーケティングなどの副業経験もあり、幅広い業界·職種を通して視野を広げられるように意識しています。

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