やりたいことがわからない人は意外と多いものです。まずは自分の状況を整理してみましょう。
20代の半分以上が自分のやりたいことが分からないと言われています。反対の見方をすると20代からやりたいことを見つけて取り組めている方はそれほど多くありません。
やりたいことが分からない人の多くは、今の仕事が自分に合っているのか?どんな時に楽しみを感じるのか?など自分自身が何に価値を感じるのか分からないことが原因となっています。
では、自己分析はどのように行うのがいいでしょうか?
自己分析の手法2つ
自己分析の手法はいくつかありますがメジャーな手法2点を紹介します。
will-can-must
主にビジネスの場で用いられる手法です。モチベーションを維持しながら成果を出す為の手法として知られています。
will・・やりたいこと
can・・できること
must・・やるべきこと
目標が定まらず、もやもやとしている場合は、あなたのwill-can-mustを明確にすることで今何をやるべきかが見えてきます。will-can-mustを書き出して友人や同僚に見てもらい、自分がどのような考えや目標を持っているのか共有してアドバイスをもらうことも効果的です。
ジョハリの窓
ジョハリの窓とは、コーチングやキャリアカウンセリングなどで自己分析の際に使用される心理学モデルの一つです。「自分から見た自分」と「他人から見た自分」を4つの区分に切り分けて自己理解を促進していきます。自己理解を深め、自己開示をすることで新しい自分を発見することができます。
①開放の窓(自分から見た自分)
自分も他人も知っている自己
②秘密の窓(自分から見た自分)
自分だけが知っていて、他人にはまだ知られていない自己
③盲点の窓(他人から見た自分)
他人は知っているが、自分では気づいていない自己
④未知の窓(他人から見た自分)
自分と他人も知らない、誰からもまだ知られていない自己
やりたいこと、やりたくないことをまとめてみよう
さらに自己分析を行うに当たって、「やりたいこと」「やりたくないこと」を整理することをお勧めします。
「やりたいこと」「やりたくないこと」は両極端ですが、考えを整理するときには全く違うアプローチから考えることも効果的です。
やりたいこと(好きなこと)
例えば、「人と話したい×PC作業が好き×️人の世話をするのが好き」のような組み合わせの場合、社内SEや営業をサポートする営業アシスタントなどが向いているかもしれません。または、「ものづくりが好き×️人をまとめることが好き×️専門のスキルを身につけたい」であれば、施工管理やシステムエンジニア(SE)も向いているかもしれません。
上記はほんの一例です。結論ありきではなくまずはやりたいこと、チャレンジしたいこと、好きなことをたくさん書き出して、組み合わせてみてはいかがでしょうか?
やりたくないこと(嫌いなこと)
「人と話すことが苦手」「ノルマを持ちたくない」「PC作業は苦手」など、自分が何に対して苦手意識を持っているのかを知ることも大切です。
特に面接では「長所と短所」を教えてくださいと質問されることも多くあります。面接官の質問意図としては長所よりも短所をどのように答えるかを重視される傾向があります。なぜならば、短所とは自分の弱みや課題であり、自分のことをどのくらいわかっているかを問われる質問だからです。もちろん、短所をそのまま答えてはいけません。
「人と話すことが苦手なので、相手に伝わりやすい資料を作成して足りない部分を補うように心がけています」や「優柔不断な性格だと認識しているので、悩みすぎないように5分以内結論を出すと決めています」など対応策もセットで回答すると面接官に良い印象を与えることができます。
オファー型転職サイトで一歩踏み出してみよう
色々考えてみたけれど、やりたいことが見つからず、何からはじめたら良いか分からない、という方には、オファー型の転職サイトに登録することをお勧めします。
オファー型転職サイトは、企業に応募するのではなく、経験と希望条件を登録しておくと、企業からオファーが送られてくる仕組みです。そのため思いもよらない企業から、オファーが送られてくる可能性があります。
オファーがくることで、自分の思いもよらなかった長所に気付いたり、自分の経歴からトライできる新たな業種に出会うこともできます。
PaceBoxとは?
PaceBoxとはキャリアアドバイザー機能が付いた新しいタイプのオファー型転職サイトです。特徴としては大きく4点あります。
①届いて欲しいオファーだけ届く
希望条件は、あくまで「希望」。一般的なサービスでは、希望条件に当てはまらないオファーが届きがちです。PaceBoxでは、職種や勤務地、年収など、自分にとって「マスト」な条件があるなら、「その条件をクリアしたオファーしか受け取らない」というモードを選ぶことができます。
②オファーの取りこぼしも防げる
「条件を絞り過ぎて、オファーが届かなくなるのも不安」。そんな時は、自分が設定した条件が、高望みなのか?適切なのか?条件に合った求人がいま何件公開されているのか?をチェックし、条件の設定を見直すことができます。
③キャリアアドバイザーがあなたの転職活動に伴走します
PaceBoxのキャリアアドバイザーは通常の人材紹介会社と異なり、求人のご紹介をしません。なぜなら、面談をした結果、「転職をしない方が良い」という結論に至った時、本心でアドバイスを行うためです。売上重視・利益至上主義の人材紹介会社に登録してしまうと、転職活動を強引に進められることも珍しくありません。人材紹介会社は転職希望者を企業に紹介し成功報酬を得るというビジネスモデル上、求職者に転職を勧めることは避けては通れないのです。
PaceBoxでは求人のご紹介をキャリアアドバイザーからしないため、企業側ではなく登録者と同じ目線に立ったアドバイスをすることができます。
自己分析に迷ったら、PaceBoxにご相談ください
やりたいことを見つけるのはとても大変な作業です。さらに、一概に自己分析と言っても自分のことを分析するのは意外に難しいものです。。
迷って一歩を踏み出せない時は、PaceBoxのキャリアアドバイザー話すことで、頭の中を整理されていませんか?

大島 直樹NAOKI OSHIMA
妻と娘2人の4人家族です。キャンプや旅行、お菓子作りなど、子供たちに色々な体験をさせてあげるべく情報収集しています。人材業界経験は20年以上。「答えは本人が持っている」を理念に、話すことよりも聞くことを重要視したサポートを行なっています。